経済学部での自称建築家!? – ひだまりにゅーす 経済学部での自称建築家!? - ひだまりにゅーす

社長ごろく

2021.09.07

経済学部での自称建築家!?

僕は学生時代に建築は学んでいません。 経済学部という、当たり障りのない学部の出身です。 そんな僕ですが、これまでに60棟を超える住宅を設計してきました。 一通りのCADも扱えます。 現場管理も素人よりは少しだけ出来ると思います。 営業には結構自信があります。というよりも、営業が本職です。 経済学部出で、建築を全く知らなかったらこそ、見るモノ、聞くコト、すべてが新鮮で面白い。 人間は、その気になれば何でもできる。 一方で、建築を知らないからこそ、苦労?も多かったのは事実です。 若いころは、それこそ我武者羅に建築系の雑誌と営業系の本を読み漁り、来る日も来る日の勉強の毎日。 今のようにインターネットは高速ではなく、全く役に立たない。 現場に足を運び、大工にも色々教えてもらう。 そんなことも知らんのか!と叱られることもありました。 当時のひだまりほーむは、営業設計工事と言った縦割りの役割分担はなく、すべてを兼ね備える必要性がありました。 単に人がいなかったからです。 しかし、僕は営業職で入社したので、まさか自分が設計するとは思ってもみなかった、というのが本音です。 見よう見まねで設計をかじり、 見よう見まねでCADを扱う。 完全な独学です。 そんなことを数年続けてきた結果、建築が面白くて仕方がなくなりました。 習うより慣れよ。 好きこそものの上手なれ。 僕が設計した住宅がコンクールで「優秀賞」を受賞した時はうれしかったです。 この時代の僕は、設計で生きて行けるのかも!?と勘違いしていた頃でもあります。 調子に乗って、有名な建築家の設計勉強会にも参加しました。 と、ここで運命が。。。 まわりは、優秀な本物の設計者。僕は、営業が本職の素人設計者。 その差は歴然としています。 ここで目が覚め、本職の営業職に専念することとなりました。 ここで気づけて良かったです。 そこからは、営業へコミットした勉強。 どうやって伝えるのか。 どういう表現をするべきか。 どんな資料が良いのか? おかげで、営業の道を極めることが出来ました。 今では、冗談で自称建築家を名乗り、笑いを取っています。
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