経済学部での自称建築家!?
僕は学生時代に建築は学んでいません。
経済学部という、当たり障りのない学部の出身です。
そんな僕ですが、これまでに60棟を超える住宅を設計してきました。
一通りのCADも扱えます。
現場管理も素人よりは少しだけ出来ると思います。
営業には結構自信があります。というよりも、営業が本職です。
経済学部出で、建築を全く知らなかったらこそ、見るモノ、聞くコト、すべてが新鮮で面白い。
人間は、その気になれば何でもできる。
一方で、建築を知らないからこそ、苦労?も多かったのは事実です。
若いころは、それこそ我武者羅に建築系の雑誌と営業系の本を読み漁り、来る日も来る日の勉強の毎日。
今のようにインターネットは高速ではなく、全く役に立たない。
現場に足を運び、大工にも色々教えてもらう。
そんなことも知らんのか!と叱られることもありました。
当時のひだまりほーむは、営業設計工事と言った縦割りの役割分担はなく、すべてを兼ね備える必要性がありました。
単に人がいなかったからです。
しかし、僕は営業職で入社したので、まさか自分が設計するとは思ってもみなかった、というのが本音です。
見よう見まねで設計をかじり、
見よう見まねでCADを扱う。
完全な独学です。
そんなことを数年続けてきた結果、建築が面白くて仕方がなくなりました。
習うより慣れよ。
好きこそものの上手なれ。
僕が設計した住宅がコンクールで「優秀賞」を受賞した時はうれしかったです。
この時代の僕は、設計で生きて行けるのかも!?と勘違いしていた頃でもあります。
調子に乗って、有名な建築家の設計勉強会にも参加しました。
と、ここで運命が。。。
まわりは、優秀な本物の設計者。僕は、営業が本職の素人設計者。
その差は歴然としています。
ここで目が覚め、本職の営業職に専念することとなりました。
ここで気づけて良かったです。
そこからは、営業へコミットした勉強。
どうやって伝えるのか。
どういう表現をするべきか。
どんな資料が良いのか?
おかげで、営業の道を極めることが出来ました。
今では、冗談で自称建築家を名乗り、笑いを取っています。